6月は無理せずボチボチと
私の教員生活後半は、学力向上コーディネーターと言う名のもと、
担任外で新任の先生の指導や学校全体の算数の専科的な役割を
していました。
しかし、ここ数年、毎年のように、この6月頃から
心身に不調をきたす先生が出てくるようになりました。
4、5月の疲れとともに、子どもたちとの人間関係
がうまくいかないケースが出てくることもあります。
そこで、急遽、休んだ先生の代わりに担任をすることも
幾度か経験してきました。
先生が悪いとか、子どもが悪いとか単純な問題でない
現在の学校の組織やシステム、ゆとりのなさ
様々な要因が今の学校の現状を苦しくしている気がします。
ただ言えるのは、学校の教員だからと言う名目で
「何でも聞かなければいけない、しなければならない。」
と言う不条理な考えを職員室の中で声に出して行ったほうが
いいと思います。
キツイと思ったらキツイと周りに話をしてください。
職員室で愚痴を聞いてもらうのも仕事です。
今も明日学校に出勤するのが辛いと思っている先生が
数多くいるかもしれません。
心身を病む前に周りにヘルプを出しながら、
無理せず、とりあえず夏休みまで頑張ってみましょう。