「ときめき」ではなく「客観性」
8月には、学校関係者、公務員、医療関係者、保育士、シニアリタイアー世代など、多くの方々にお越しいただきました。
お会いした皆様からのお話を伺う中で、私の職業であるイメージコンサルタントの存在がまだまだ広く知られていないことが明らかになりました。
パーソナルカラー診断をご希望の方が大半を占めますが、重要なのは個々の個性に合わせた色彩だけでなく、全体のイメージです。この点があまり認識されていないようです。イメージを活かして、どのような服やメイクを選べば良いのか。
コンサルテーションを終えた後、お客様からはよくこんな声をいただきます。「メイクやファッションについては通常、店員さんからアドバイスを受けることが多いですが、何でも似合うと言われても信用できません。客観的なアドバイスを受けるという発想はなかったけれど、こうしたサービスが存在するとは知りませんでした。もっと早く知りたかったです」とのこと。
私が皆様にお伝えすることのひとつは、「服を選ぶ際には『ときめき』だけでなく『客観性』も重要です」ということです。ときめきだけに囚われてしまうと、ファッションの迷子になってしまうこともあるのです。
AIの時代になっても、イメージコンサルタントの仕事は重要な役割を果たし続けると考えています。なぜなら、AIは外見的なアドバイスは提供できても、個々の人の内面に秘められた個性や想いを理解することは難しいからです。