福岡彩日記/カラーダイアリー

福岡の親と子の間をとりもつ潤滑油としてのカラー・色彩の話題を綴るブログです。時々福岡の地域ネタ、時々福岡の教育、時々福岡の女性のパーソナルカラーやファッションタイプ、色彩心理にについて書かせていただいてます。

標準光でのパーソナルカラーは必須です!

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色温度が低い照明

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標準光に近い照明



正確なパーソナルカラー診断には精度の高い照明が必須です。

私たちが普段、デパートやショッピングモールで、ショップやカフェで、どこの照明でも同じく色は見えていると無意識ですが、実は光によってかなり目の前の色は変化します。

厳密に言いますと、目の前の物体色は基本的に反射した色。
光源から発せられた光を、表面近くの成分がどのようなバランスで反射するかで色が見えます。

と言うことは、色の源は光。
その光が適正であるかと適正でないかで大違いと言うことになります。普段の生活での支障は大きなものではありませんが、
例えばショップでコスメを購入する、ショップで服を購入する。
出かける前にメイクをする。
…等々でも不可解なトラブルは起きています。

それが、車を購入する、家を購入する、
建築の色彩計画をする、室内のインテリアを決める、
となると大ごとで、色が違ったと言うトラブルは致命的です。

もちろん、色の判定、パーソナルカラー診断は一番その照明を大事にするのが基本。
これまでの多くのカラーリストやカラースクールでは日本全国結構曖昧でしたが、
イルドクルールでは物理的な数値できっちり、他のデザイン業界やものつくりの専門業界と揃えて基準化しています。

今日の画像のように、カフェや居酒屋のような色温度の低い偏った光の下で結構平気にカラー診断が行われて来たのを是正するのも私たちカラーリストの使命です。