手のひらだけのパーソナルカラー 診断は危険です❗️
先日、TBSテレビ「この差ってなんですか。」で「ユニクロを着てオシャレに見える人と見えない人の差は?」を取り上げていました。
芸人さんがユニクロの服を専門家の手によって素敵に着こなせるといった内容で、
まあ〜、よく雑誌などで特集されているようなものでした。
その中で、パーソナルカラー(番組ではパーソナルカラー という言葉ではなく、プルべとイエベのみの表現でした) を利用した服の着方の提案があり、「手のひらで似合う色が分かりますよ。」という驚くような内容でした。
「手のひらがピンクの人はブルーベース、黄色っぽい人はイエローベースでーす。」
確かにその傾向はありますが、全国ネットの番組で言い切っていいのでしょうか?
私はプルーベースですが、その日の体調よって手のひらの状態も変わりますし、正直、カラーリストの私でさえ、手のひらだけで判断しかねます。
また、スタジオの照明は標準光でない場合がほとんどで、そこで、「ブルベだ!イエベだ!」と言い切るのは危険すぎます。
芸人さんは、仕事として割り切ってやっているので、そこまでの害はないでしょうが、
お金を出して、パーソナルカラー 診断を受ける方には、酷いことです。
あの番組で、パーソナルカラー に興味を持っていただいた方、くれぐれも手のひらだけの
診断で、鵜呑みにしないようにしてください。