福岡彩日記/カラーダイアリー

福岡の親と子の間をとりもつ潤滑油としてのカラー・色彩の話題を綴るブログです。時々福岡の地域ネタ、時々福岡の教育、時々福岡の女性のパーソナルカラーやファッションタイプ、色彩心理にについて書かせていただいてます。

おばちゃんになれない 50代

みなさん サザエさんに出てくるサザエさんのお母さんフネさんの

年齢を知っていますか?

f:id:nabehy:20180624154952j:plain なんと!50〜52歳だそうです。

 平成の世の中では、驚きですが、昭和のお母さんってあんな感じでした。

地味な色の服を着て、髪はお団子。さすがに、普段から着物の人はいませんでしたが、

実際に今年、85歳になる母もフネさんまではいきませんが、その頃の写真を見ると、

「The おばちゃん」です。

 

 髪を切るのは、パーマ屋さんに行き、長持ちさせるために、強めのパーマをかけたもらう。服は、商店街のファッションセンターで買い、柄の多いおばちゃん服が定番でした。今、放送している朝ドラ「半分青い」の松雪泰子原田知世なんかいません。

私は、小さい頃から「絶対あんな服は着たくない!」と強く思っていたのを記憶しています。

 

 時は過ぎ、平成も残すとこ数ヶ月、

フネさんやうちの母のようなおばちゃんは街を歩いていてもほとんど見かけません。

友達親子や美魔女など自分娘と服が共有できるようなファッショナブルな人も多く、

エステ、ネイルも珍しいことではありません。

綺麗でいることが当たり前になりつつあるおばちゃん

 

 しかし、昔は、おばちゃんになったら「美」「若」という二文字から解放され、

世間では「The おばちゃん」になるのが普通で「美」「若」にとらわれている50代は

軽蔑された感がありました。 

 

 今は、コラーゲンのCMに「私、今年、古希の70歳です。」なんて言って、

どう見ても40代、50代にしか見えないおばあちゃんが出てくるし、

世間がおばちゃんにも「若さ、美しさ」を煽り立ててくる。

 

文明って有難いようで、結構辛いとこありますね。