福岡彩日記/カラーダイアリー

福岡の親と子の間をとりもつ潤滑油としてのカラー・色彩の話題を綴るブログです。時々福岡の地域ネタ、時々福岡の教育、時々福岡の女性のパーソナルカラーやファッションタイプ、色彩心理にについて書かせていただいてます。

(2)私のクローゼット履歴  30代〜40代篇

 


30代前半は、子育て真っ只中、子どもがご飯粒をつけても気にならない

トレーナー(スウェット)ばかり着ていた記憶があります

 

30代後半は、子供から少し手が離れ、自分の身の回りのことに

手がかけられるようになってきました。

子育て中、ファッションから遠ざかって感覚が鈍ってきていて、

どんな服を買えばいいのか分からなくなっていました。

さらに、太ったことに加えて、歳もとったせいで、

「どんな服を着てもしっくりこない。」そんな気持ちを抱きながら、

様々なイメージの服を買っていました。

花柄のワンピースを買ったかと思えば、ボーダーのセーター、

オレンジのカーディガン、ベージュのパンツ、

色もイメージもバラバラ、今の私からすると、

笑ってしまうぐらいの自分軸のない洋服の買い方をしていました。

 

ある時、襟が大きなフリルになったお嬢様風ブラウスと

フレアースカートを着て学校にいきました。

このようなエレガントな組み合わせは、私の昔からの憧れであり、

好きなコーディネートでした。

 

その日、私より年齢がひと回り上のA先生が、私のその日の服装を見て、

「あなた、その服似合わない!」

と、ズバリと言われてしまいました。

本来ならひと回り上だろうが、そんな失礼なことをいう

先輩のA先生に対して嫌悪感を持つはずなのですが、自分の中でも薄々、

「なんとなくこの服、違うな。」と思いながらその服を着ていたので、

A先生から、否定的なことを言われても不思議と腹が立ちませんでした。

反対に「やっぱり似合わないよなあ。」

と素直に受け入れることができたのです。

 

今考えると当たり前のことで、30歳を過ぎた165cmの身長、骨太体型の私が、

エレガンスな服装に入れ込もうとするのには無理があります。

20代の生き生きした肌の時なら、どうにか着こなせたでしょうが、

30代後半ともなると違和感があって当然です。

私は、A先生のこの一言で、「好き」と「似合う」は違うんだと

言うことを身を持って実感させられました。