福岡彩日記/カラーダイアリー

福岡の親と子の間をとりもつ潤滑油としてのカラー・色彩の話題を綴るブログです。時々福岡の地域ネタ、時々福岡の教育、時々福岡の女性のパーソナルカラーやファッションタイプ、色彩心理にについて書かせていただいてます。

先生の お・しゃ・れ(1) 

 

 今から30年程前。福岡県鞍手町の田舎の小学校に赴任した頃、3年生の男の子から、
「先生!OLは美人がなって、学校の先生ってブスがなるんやろ。」と言われました。
 時は、バブル全盛期、若いOLと言えば”平野ノラ”さながらのワンレン・ボディコン、ブランドバック!小学生の男の子にとってもきらびやかなお姉さんに見えたのでしょうね。「くそっ」と思いつつも、まんざら嘘でないこの子の洞察力に大笑いしたのを覚えています。
 
 その頃の私といえば、トレーナーとスカート(当時のハマトラ)という格好で学校に行っていました。その頃の50代の先生は、お誂えのスーツ、ハイヒールで学校に来られていた方が多く「The先生」という感が漂っていました。

 学校の先生って、服装が自由ではありますが、人から見られる機会が多いことから、清潔・清楚感が要求されます。制服があるわけでもないので毎日着るものも考えなければいけません。結構着るものに悩ませられる職業だなあと思います。

昔と違って、今は50代といえども体力勝負なので、管理職でない限り、毎日スーツなんて着てられません。

 でも‥、子どもは、毎日、毎時間、先生を見ています。
口紅の色が変わっただけでも気がついてくれます。(私の連れ合いなど気づいたこともありません。(笑))おしゃれしていくと褒めてくれたりします。毎日、女性の先生が黒いスーツに白いブラウスとか、野暮ったいカーディガンにズボンばかり見ていても子どもは心豊かに育ちません。
先生がきれいにしているのは、子どもにとっても、学校にとっても素敵なことだと思いませんか。 
 派手にする必要はありませんが、もっともっと、先生がおしゃれになって学校を明るくしましょう!