幼児教育における色との関わり
教育の現場において、保育園・幼稚園は、どの現場よりも「色」に関わる時間が多いのではないでしょうか?
保育室の掲示物、折り紙、お絵かき、工作などいたるところ色にあふれています。
その中で、園児たちは自由に色を選び、周りに広がる色と触れ合うことで、色彩感覚が自然と備わってくることも多いと思われます。
ところが、多くの日本の保育園、幼稚園では、建物や表示、子供たちの持ち物に
黄色、オレンジ、赤といった暖色系を使うことが多く、これらの色の組み合わせイコール 幼児教育を連想するように感じます。
確かに、暖色系は多くの子供たちが好む色でもあり、色の持つイメージが幼児のと重なり悪くはないとは思うのですが、あまりににも画一化され、これでは、色彩感覚が磨かれないのではと思ってしまいます。
先日、近くの新しくできた保育園の前を通った時の写真です。
行政の方。同じお金をかけるなら、デザイナーまで雇う必要はないので、地域の
カラーリストにも相談してみてください。同じ建物でも、色の配色でもっと素敵な建物に変ると思いますよ☺️